Steam Wiki - Salt and Sanctuary
基本情報表
ジャンル
2DアクションRPG
発売元
Ska Studios
開発元
Ska Studios
発売日
2016年4月5日
定価
¥1780円
プレイ人数
1〜2人
日本語対応
あり
判定
★★★★★
ポイント
2D版ダクソとの評の通りのゲーム
Steamページ
Salt and Sanctuary
あらすじ
あなたは不幸にも乗っていた船が難破し、見知らぬ島に流れ着きます。霧に包まれたこの島では、苔を生やした死体が笑みを浮かべ、
さび付いた剣を握り、足を引きずるようにして徘徊しています。そして塩を付着させ、今にも崩れそうな建築物の真下には、
人が忘れ去って久しい、悪魔の領域へと至る地下道が続いているのです。
概要
SOULSシリーズ+「メトロイドヴァニア」の探索型ジャンプアクションゲーム
ダークソウルの雰囲気が好きな方や、2Dアクションが好きな人にはおすすめです。
システム
ソルト
SOULSシリーズにおける「ソウル」に相当する、ソウル同様、敵を倒す事で自動的に入手できる。
サンクチュアリ
SOULSシリーズにおける「篝火」に相当する、ソルトボーンにとっての安息の地。
サンクチュアリに触れることによってHP等が全回復し、アイテムが一定数補充される。死亡時には最後に触れたサンクチュアリからの再挑戦となる。
宗教
SOULSシリーズと違って本作独有のシステム、
宗教は全部で7つあり、プレイヤーはゲーム開始時に自身の宗教1つを選択する。最初に選択可能なのは7つのうち3つのみ。
宗教によってそのサンクチュアリのNPCの品揃え・補充されるアイテムの性能が変化するため、自身のキャラ特性に合った宗教を信仰することが重要となる。
死亡
死亡したらチェックポイントから復帰する方式で、
所持金の1割を失い、いわゆる経験値に相当するソルトを暫定的に失うペナルティがある。
このソルトは死因となった敵を倒す等で回収が可能だが、回収する前に再度死亡してしまった場合にはそのソルトは完全にロストする仕様。
良い点
・秀逸なワールドの構造と、探索のやりがいがあるステージ構成
・アクション性が高く、操作していて楽しい。
・美麗で味わい深いグラフィック。
・SEの出来もよく、攻撃のヒット音等が気持ちよい。
・ゲームバランスも全体的に良好で、特にほとんどのボス戦は白熱した勝負ができるバランス。
・装備品や武器、アイテムの種類が多く色々な立ち回りができる。
・マップ自体は広いが、各地点に聖域というチェックポイントがあり、この聖域に案内人というNPCを設置することでデメリット無しで各聖域にワープが可能。なので移動はマップの広さの割りに快適な方。
・日本語でプレイできる。日本語化は『Enter the Gungeon』や『Never Alone』を翻訳した架け橋ゲームズが担当しているため、その翻訳品質はバッチリだ。
悪い点
・世界観の都合や松明等の照明アイテムを使って進む箇所があるといったゲームデザインのため、全体的に画面が暗めで見難い。またゲーム内のオプションで画面の明るさを調整できない。
・一部理不尽な雑魚敵あり。
・キャラの育成について「ステータス+1」「特定の武器種を装備可能になる」「特定のスキルを使用可能になる」「エスト使用回数+1」くらいしかない
技量が14あるから槍を装備できるようになる、とかではない
キャラビルドとしてはかなり単調
まとめ
2DアクションにSOULSライクな要素を融合させ、よりアクションや探索の面白みを増した作品。
キャラ育成や敵の種類などの面で多少の粗は感じられるもののインディーズゲームとしては破格の完成度であり、
値段以上の楽しさを得ることができる良作といえるだろう。